イギリス
生活に密着したイギリスのアートを、肌身で感じた1年間。
大学留学/J.Kさん(学生)
イギリスの某有名アート大学のファンデーションコースに1年間通いましたが、生活を通じて文化の違いを感じました。日本では芸術というと、高校までの美術でしか触れたことがなかった私は、海外で学ぶアートに非常に驚きました。一番驚いたことは、イギリスでは芸術が生活に密着していることです。日本ではアートというとお金持ちの道楽的な考えがあったり、アートは庶民にはよくわからない遠い存在と考えられがちですが、海外では、どこにでもいる普通のおじちゃんやおばちゃんが普通に好きな画を購入し、家にかざっていたり、また自分で描いてみるということも一般的でした。
また大学でのアートは、おもった以上に被写体や自分のテーマやモチーフをしっかりと研究することが強いられ驚きました。できあがった作品はぱっとみ素人が作るような簡単なものであっても、プロはその作品を作るプロセスが緻密であったり、よく研究されているとのこと、日本と海外のアートへのアプローチはこういったところにも違いが出ており、大学で学ぶことでこういった違いを肌で感じることができました。
たった1ヶ月なのに、想像以上に中身の濃い語学留学でした。
語学留学/M.Sさん(学生)
高校時代、夏休みに約1ヶ月間、イギリスのロンドンへ留学をしました。
学校提携の留学先も夏休み用に用意されてはいたのですが、アメリカしかなかったため、以前から興味があり、留学するならロンドンと決めていた私は、コーディネート会社を利用して、自分留学先を探しました。
ロンドンにある語学学校のほとんどがサマープログラムをもっていましたが、中で、寄宿舎学校の夏休みを利用し、寮にステイしながら語学学校へ通う、というスタイルのプランが気に入って、申し込みをしました。
1ヶ月の間、観光などのホリデーアクティビティもあったものの、語学学校のプログラム自体はかなり厳しく、授業や課題においつくのに精一杯でした。けれども、そのおかげで、日常会話力だけでなく、文章を読み書きしたり、自分の意見をのべたりするトレーニングにもなり、とても勉強になったと思います。
私は以前、フィリピンに短期留学した経験があります。
学生/S.Tさん(学生)
その時に違う国に行き異なった文化や価値観に触れるのがすごく楽しいと感じ、いつかまた海外に行きたいと思っていました。
フィリピンに行く以前からもイギリスの映画や音楽に興味があり、イギリスの街並みや文化に強い憧れをもっていたので、憧れのイギリスでもう一度自分の知らない世界・文化を見たいと思いイギリスに3週間短期留学をすることに決めました。
私がイギリスで最も感動したことは【街並み】です。歩いているだけでも楽しくなるような、歴史を感じる古き良き街並み。憧れだったロンドンバスに乗り、ロンドンの街を歩いて通学する。日本の見慣れた風景の中での通学とは全く違う特別な体験でした。イギリスの上品で歴史的な街並み、独特な時間の流れ方、煌びやかな文化。実際に現地で体験できたことで、その全てがますます大好きになりました。
ロンドンは【人種のるつぼ】とも言われています。私が通った語学学校も国際色豊かで、様々な国の価値観に触れることができました。クラスメートは英語で昨日あったことや恋愛話などいろんな話をしてくれたし、私がする日本の話を熱心に聞いてくれるのも嬉しかったです。お互いに母国語ではない言語で会話をする経験を通して、伝えようという思いが大切でその思いがあれば伝わることが実感できました。
英語に自信がなくても、自分から話してみる。考えるだけじゃなく、実際に行動に移すことで新たな世界が見えてくる。イギリスに行ったことで、私は以前よりも行動力がつきました。いろんな体験ができたイギリスに絶対にまた行こうと思います。