みんなの留学

留学の前に

ビザ取得手引き

留学エージェントのサポートも一考しましょう!
海外留学するには、パスポートや航空券の手配、保険の加入とやるべきことがたくさんあります。なかでも想像以上に時間がかかったり、トラブルが起きやすいのが「ビザ」の取得です。自分で行う場合は、早めに準備をスタートしましょう。自信がない人は、留学エージェンシーや旅行代理店にサポートをお願いする方法もあります。
※ビザについては最新情報は大使館にご確認下さい

ビザの種類

ビザとは、その国に入国したい外国人に対して、その国の在外大使や領事が発行する、その国の入国審査を受ける資格を事前審査したことの「証明」です。
国と国の間の協定で、観光や知人訪問で短期の滞在に限り、ビザがなくても入国審査を受けられる国もありますし、直前の到着空港でビザを買える国もあります。しかし、留学の場合は、まず何らかのビザの取得が必要と捉えてください。
「学生ビザ」の申請は、学費の支払いが完了後、学校から入学許可証(オーストラリアの場合はCOEレター)が届き次第可能になるので、出発の4ヶ月前には学費を支払うようにするといいでしょう。「ワーキングホリデービザ」は、さらに余裕をもって準備することをおすすめします。詳しくは、留学エージェントや各種団体に尋ねてみましょう。
なお、ビザ申請時には、パスポートの原本が必要です。
なお、個人で取得できるのは、以下の3つです。ビザは1カ国にひとつしか取得できません。後悔のないよう、しっかりプランを立てましょう。

観光ビザ

国によっては、短期間であれば「観光ビザ」で就学可能です。しかし、就学期間が限られている場合がほとんどです。

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  • 働けない
  • 短期留学におすすめ

学生ビザ

就学を前提としたビザです。語学学校や大学に入学することが必須条件となります。

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  • 学校に通うことが必須条件
  • オーストラリア、カナダならアルバイトも可能
  • しっかり語学を学びたい人におすすめ

ワーキングホリデービザ

各国の言葉を学び、就労体験をし、さらには旅行もできる特別なビザです。注意すべきは、1つの国に対して一生に1回しか取得することができないこと。そういう意味でも、貴重なビザと言っていいでしょう。滞在期間は、基本的に1年間。その期間内であれば、自由に滞在できます。

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  • 就学も、就労も可能。(ただし、制限あり)
  • 年齢制限がある(基本は、18~30才)
  • 1つの国に対して一生に1回しか発給されない
  • 現在、日本と協定する国は、以下の12カ国
    (オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、台湾、韓国、香港)

「留学先の国々」に各国のビザ情報が掲載されています。参考にしてください。

留学先の国々

「パスポート」と「ビザ」の違いって??

「パスポート」と「ビザ」の違いって?? 「パスポート」は、その人の国籍となる国がその人の国籍身分を証明するものです。日本語では「旅券」と表します。パスポートは旅人であることしか証明しませんから、持っているからといって確実に入国できるとは限りません。
一方の「ビザ」は、その国へ「入国できる&滞在できる資格」を有する人物であることを在外大使館が確認した「滞在許可証」です。あくまでも事前審査ですから、実際の「入国許可・滞在許可」は、入官の担当者の裁量で決定します。