必要な英語力
まずは、現段階のレベルを自覚しましょう!
語学学校では、生徒のレベルを「O」から「5」まで6段階に分けます。学校へどのくらい通うかは、どのレベルを目標にするかで決まります。言い換えれば、今の自分のレベルを把握することが大切だということ。もしわかならいのであれば、留学エージェントでテストの手配が可能です。相談してみるといいでしょう。
Level Check!
- 5.上級レベルAdvanced
- 複雑な表現や専門的なボキャブラリーを持ち、ビジネスで困らない。ケンブリッジのCAE準備口座にチャレンジOK。
- 4.中上級レベルUpper Intermediate
- 文法力を有し、自分のよく知っている話題に関しては理解し話すことができる。ケンブリッジのCAE準備講座にチャレンジOK。
- 3.中級レベルIntermediate
- 日常表現に関しては会話できるが、表現内容や方法などに限りがある。一人で旅行でき、映画を字幕なしで理解できるレベル。進学準備英語、IELTS準備、TESOLコースに入ることが可能。
- 2.中級下レベルPre-Intermediate
- ある程度コミュニケーションを取ることはできるが、フレーズがワンパターン。
- 1.初級レベルElementary
- よく使われる挨拶や表現は分かるが、文法的な知識に乏しい。相手の話す内容はなんとなく理解できるが、言いたいことが伝わらない。
- 0.超初級レベルBeginner
- 単語も知らず、アルファベットもままならないレベル。
語学留学に必要な英語力
語学学校では、初日のテストにより、初級から上級までレベルによってクラス分けされます。
「一般英語コース」を選択した人は、「O」から「5」までどのレベルでも入学は可能です。
「ビジネス英語コース」や「試験対策コース」「インターンシップコース」には、受講の際に、各学校が定めた基準が設けられています。
その後は、定期的に実施される進級テストなどで上のクラスへ移動することができます。なお、1レベルアップするのに、平均で3カ月かかると言われています。
大学留学に必要な英語力
大学ならびに大学院へ入学するには、授業が理解できる高度な語学力が求められます。これは「専門スキルアップ留学」を考えている方も同様です。
上の表で言えば、最低でも「3. 中級レベル」、標準として「4.中上級レベル」には達していないと難しいかもしれません。ただし、大学によっては「条件付入学制度」を実施しているところもあり、附属の語学学校や提携する学校で英語力を伸ばした後に正式に大学に入学することが可能です。
ワーキングホリデーに必要な英語力
「0」~「2」のレベルでも可能です。しかし、現地で実際に就労するには雇い主との円滑なコミュニケーションがとれなければ仕事が成り立ちませんから、「3.中級レベル」には達しておくべきでしょう。